様々な思想

ジャンル問わず様々な考え方を自分なりに書き留めます・・・

命とは

死は悲しいものだ、どんな生き物でもそうだ。

愛犬が・愛ネコが・ペットが・野生の生き物でさえも。

 

しかし、自分で命を絶つ人には涙は流れない、それはそこが愚かとかでは無く自ら命を絶つとは極めて自分を極限状態に置かれないと実行する事は出来ない。

 

自分で生きる事をやめる人は生きる事が疲れた或いは何かから逃げる、又は避けたいと思っている人だろう、純粋に考えてほしいのが物事の大変な事でも逃げるにしても避けるにしても生きていく上では、どれだけ惨めで恥を描く生き方を含んでも選択肢はいくらでもあるものだ、その選択を選ばずそれでもなお、血圧をあげ、心拍をあげ、瞳孔を開き、脂汗を描きながら自分の魂に終止符を打つ選択をするほど、その人は苦しみ、押しつぶされそうな状況であるわけだ。

 

その時に、私は考えるのはそこまで辛い状況で最後の人間そのものが持つ生きるという本能に逆らい自分が逃れる選択をできた事を称賛したい。

決して命を絶った事を称賛しているわけでは無い、自分が周りが抵抗し戦いそれでもなお解決できず苦しみ辛い日々から脱却したその勇気を称賛したいのだ。

 

私自身生きていれば必ず良い事はある事は知っている。それでも一日起きた辛い事だけでも苦しいと感じるときはある。

 

人間とはそういうものだ、それを感じない人間なんて人間ではない、理性と感情を持っているのが人間だ、他の全ての生命に持ち合わせない機能だ。

 

それがあるからこそ、自ら選択ができるその選択が間違っているのか、正しいのかそんなものは誰にもわからない。当人ですら回答は無いだろう。

 

決して死にたい分けでは無いが、死もまた選択の一つだ。